ファクタリングの基礎

【図解】ファクタリングとは?仕組みからメリット・デメリットまで解説

ファクタリングとは?
社長

ファクタリングってなに?

資金繰りが良くなるらしいけど、どうやって使えばいいの?

そんな疑問にお答えします。

ファクタリング(factoring)」とは、売掛金(請求書)をファクタリング会社に売却し、入金予定日より前に代金を受け取ることができる比較的新しい金融サービスです。手元に売掛金があれば、ファクタリングを利用することで今すぐ、楽に資金繰りを改善できます

もちろん、ファクタリングは万能の解決方法ではありません。大きなデメリットも持っています。でもファクタリングのことを知ればデメリットを最小化しメリットを最大化できます。

この記事でわかること
  1. ファクタリングとはなにか?
  2. ファクタリングの7つのメリット
  3. ファクタリングの4つのデメリット
  4. ファクタリングと他の資金調達方法の比較
  5. いつファクタリングを利用するべきか?
  6. ファクタリングの法的解釈

タップできる目次

当サイトがおすすめするファクタリング業者

当サイトおすすめのファクタリング会社3社を紹介します。

各社とも、「公式ページ」の「お問い合わせフォーム」から簡単な情報を入力するだけで、すぐにファクタリングの利用可否と概算の手数料がわかる無料見積もりサービスもあります。

問い合わせは、情報伝達がしやすく、すべての履歴が残る、問い合わせフォームの利用が便利です

株式会社No.1
株式会社No.1は、その名の通り当サイトオススメNo.1のファクタリング会社です。

手数料は業界最低水準の1.0%〜と非常にリーズナブル。

最短即日での現金化。

他社からの乗り換え専用ファクタリングも提供しており、乗り換えで手数料を大きく削減できる可能性が大
初めてのファクタリング利用の方から、現在利用中のファクタリング会社に不満がある方にもイチオシです。
MSFJ株式会社
MSFJ株式会社は、リーズナブルな手数料と、豊富なサービスラインナップで今注目のファクタリング会社です!

2015年創業ながら、すでに累計実績は1万件以上。お客様満足度も98%と、サービス品質の高さが現れています。
乗り換え専用ファクタリングもあるので、現在、他社でファクタリングを利用中だけど、条件がいまいち…という方は、ぜひMSFJ株式会社に問い合わせしてみてください。
株式会社アクセルファクター
株式会社アクセルファクターは3,000万円以下の小口債権に特化することで、2%〜というリーズナブルな手数料と、最短即日入金もOKの審査スピードを実現!

数万円、数千円の債権でも相談に乗ってくれます

個人事業主の方など、小口の債権が多くなりがちな方には、株式会社アクセルファクターが一押しです。

ファクタリングとは?

ファクタリング(factoring)」とは、取引先との間で発生する「売掛金(請求書)」をファクタリング会社に譲渡し、もともとの売掛金の入金予定日より前に資金調達ができるサービスです。

ファクタリングのイメージ
ファクタリング取引(2社間ファクタリング)のイメージ

ファクタリングを詳しく説明する前に、一般的な商取引を考えてみましょう。

日本の商習慣では「信用取引」が一般的ですね。信用取引では、商品・サービスの提供が先で、対価(代金)は後から受け取ることになります。

商品・サービスの提供には元手が必要ですから、取引先から代金を受け取るまでは、お金が手元からなくなった状態になります。

資金力のない中小企業や個人事業主が、帳簿上は黒字であっても資金繰りに苦しむ背景には、この信用取引が影響しているのです。

この状況から抜け出すために、近年注目されている金融サービスが「ファクタリング」です。

正確にはファクタリングには買取(一括)ファクタリングと保証ファクタリングがあります。

このサイトでは特に注釈のない限り、買取(一括)ファクタリングを扱います。

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MSFJ株式会社
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乗り換え専用ファクタリングもあるので、現在、他社でファクタリングを利用中だけど、条件がいまいち…という方は、ぜひMSFJ株式会社に問い合わせしてみてください。
株式会社アクセルファクター
株式会社アクセルファクターは3,000万円以下の小口債権に特化することで、2%〜というリーズナブルな手数料と、最短即日入金もOKの審査スピードを実現!

数万円、数千円の債権でも相談に乗ってくれます

個人事業主の方など、小口の債権が多くなりがちな方には、株式会社アクセルファクターが一押しです。

ファクタリングのメリット

ファクタリングのメリット
ファクタリングのメリット
  1. 支払いサイトの短縮で資金繰りを改善
  2. 財務状況を改善できる
  3. 審査は銀行融資等にくらべて簡単
  4. 担保・保証人はいらない
  5. 取引先が倒産しても調達したお金を返還する義務がない
  6. 借入ではないので信用情報に悪影響がない
  7. 財務コンサルを兼ねる会社も多い

①支払いサイトの短縮で資金繰りを改善

ファクタリングを利用すれば、あなたの事業の資金繰りを改善できます。このことを理解するために、以下の図を見てください。

ファクタリング実行前
サービス提供と売掛金受け取りのタイムラグ

一般的な信用取引では、サービス提供から売掛金の支払いまでには、平均30~60日程度のタイムラグが発生します。

このタイムラグは、業種や取引先の規模によって異なります。

特に、取引先が大手の会社の場合ほど、支払いが遅かったりしますよね。

社長

そうそう、その間の必要経費はこちらが負担してないといけない。

万が一入金が遅れれば資金繰りが破綻しかねないんだ。

資金繰りに困っても、銀行はお金貸してくれないし。

実は、ファクタリングならば、最短で申込みをしたその日のうちに売掛金を現金化できます。

ファクタリング実行後
ファクタリングを利用した場合の効果

結果的に、あなたの事業の資金繰りを劇的に改善できるのです。

②オフバランス化で財務状況を改善できる

オフバランス化とは、貸借対照表の中から特定の項目を取り除くことによって、財務の効率化を図るものです。

ファクタリングを利用することで、売掛金を流動資産である「現金」に変えることができ、当座比率が向上します。さらに、得た資金で買掛金等の負債を減らすことも可能です。負債が減れば、負債にかかっていた利息を節約する効果もあります。

資金繰りに困った時に銀行などから融資を受けようとする人が多いものです。しかし、そのようなつなぎ資金を得たとしても、キャッシュフローが回りにくいという財務体質の改善にはならないため、再び資金繰りに行き詰ってしまう可能性が高いのですが、ファクタリングならば、キャッシュフローも改善し、負債に頼らない財務体質に改善することができます。

③審査は銀行融資等にくらべて簡単

ファクタリングは銀行融資等にくらべて審査の通過率も高くなっています。

たとえば、あなたの事業が以下のような状態では融資は困難でしょう。

  • 赤字決算
  • 債務超過
  • リスケジュール中
  • 税金滞納中

しかし、ファクタリングなら利用できます。

参考

なぜファクタリング会社は、あなたの事業がこのような状態でも売掛金を買い取ってくれるのでしょうか?

その理由は、売掛金が回収できるかどうかは、あなたの事業ではなく、売掛金の債務者である取引先の経営状態によるからです。

取引先の経営が良好であれば、ファクタリング会社としては売掛金の未回収リスクは少なく、安心して買取ができるというわけです。

また、ファクタリングは(銀行融資に比べれば)審査に必要な書類も少なく、慣れていれば準備に時間はかかりません。

これも急いで資金が必要なときに嬉しいポイントです。

④ファクタリングに担保・保証人はいらない

銀行融資では、たとえ法人であっても人的・物的担保が必要になります。

一方で、ファクタリングで担保・保証人は不要です。

担保・保証人を求めてくるような業者は悪徳業者の可能性が高いです。

契約してはいけません。

⑤ファクタリングなら取引先が倒産しても調達したお金を返還する義務がない(ノンリコース)

ファクタリングでは、契約後に(取引先が倒産するなど)売掛金の回収が不可能になっても、利用者に返還義務が生じない(ノンリコース)契約が一般的です。

この点は非常に重要です。

契約前に確実にチェックしましょう。

⑥ファクタリングは借入ではないので信用情報に悪影響がない

ファクタリングは、融資や借入ではありません。

あくまで売掛金の譲渡(または売買)契約です。

そのため、会社や事業主個人の信用情報に影響しません

⑦財務コンサルを兼ねる会社も多い

ノンバンク系のファクタリング会社には財務コンサルを提供している会社も多くあります。

ファクタリングで急場をしのいだら、コンサルで財務体質を改善していきましょう。

社長

おぉ、すばらしいじゃないか!

さっそくこのサービス利用したいんだけど?

ちょっと待ってください。

ファクタリングには、次のようなデメリットがあるので、慎重な検討が必要なんです。

ファクタリングの4つのデメリット

ファクタリングのデメリット
ファクタリングのデメリット
  1. 手数料が高い
  2. 売掛金の買取ができるかは取引先の信用情報に依存する
  3. 取引先との信用問題になる可能性がある
  4. ヤミ金業者が多く参入している

①手数料が高い

ファクタリングは、手数料が高額になりがちな金融サービスです。特に、売掛先に通知せずに使えることで人気の「2社間ファクタリング」の場合は、手数料が売掛金額の5%〜30%にもなります。

②売掛金の買取ができるかは取引先の信用情報に依存する

売掛金の買取時に審査されるのは、主に取引先(売掛先)の信用情報です。取引先経営状態が悪ければ、あなたの信用に関わらず買取NGになることもあります。

大手企業等の売掛金ほど手数料は安く確実に買取をしてもらえますので、ファクタリング利用時にはできれば安定した大手企業の売掛金を利用するとよいでしょう。

③取引先との信用問題になる可能性がある

ファクタリングには、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があります。

銀行のファクタリングサービスや大手ファクタリング会社は、3社間ファクタリングのみに対応しているところも多いです。

どちらの方法であれ、ファクタリングを利用することを知った取引先に「あの会社の資金繰りは大丈夫なのか?」と疑われる可能性があることを忘れないでください。

④ヤミ金業者が多く参入している

日本ではファクタリングの法整備は整っていないのが実情です。

そのため、多くのヤミ金業者が参入しています。

最近では、個人をターゲットにした「給料(給与)ファクタリング」という方法で多くのヤミ金業者が参入していることがニュースになっています。

このサイトでは、多数のファクタリング会社・サービスを調査し、30以上のファクタリングサービスを紹介しています。

ぜひ参考にして、ファクタリング会社を慎重に選んでください。

社長

うーん、資金繰りは改善したいけど、デメリットも大きいな。

これらのデメリットはあくまで最悪のパターンです。

慎重にファクタリング会社を選べば大丈夫。

そのためにも、ファクタリングのことを知ることが大切なんです。

ファクタリングの仕組み(スキーム)は2種類

ファクタリングの仕組みは「自社」「取引先」「ファクタリング会社」の3社間の関わり方によって次の2つに分類することができます。

  • 2社間ファクタリング
  • 3社間ファクタリング

以下では、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの仕組みを説明し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

2社間ファクタリングの仕組み

以下は2社間ファクタリングを簡単に図式化したものです。

2社間ファクタリング
2社間ファクタリングの仕組み

2社間ファクタリング利用の流れ

手順① 売掛金をファクタリング会社に譲渡する

まずはインターネットや電話などでファクタリング会社に相談、申し込みをし、審査を受けます。

審査ではチェックされる書類は以下のようなものです(あくまで一例)。

  • 法人登記情報
  • 債権譲渡登記情報
  • 決算書
  • 売掛金の証明書
  • 納税証明書など

無事審査を通過すれば、正式な契約となり、売掛債権(請求書)をファクタリング会社に譲渡します。

手順② 売掛金相当額をファクタリング会社から受け取る

契約が完了すると、ファクタリング会社から、手数料などを割り引いた売掛金の相当額が指定口座に振り込まれます。

手順③ 売掛金を取引先から回収する

取引先(債務者)から、売掛金を回収します。

2社間ファクタリングの場合、ここでファクタリング会社は介入しません。

手順④ 売掛金をファクタリング会社に送金

取引先から回収した売掛金を、指定期日までにファクタリング会社に送金します。

2社間ファクタリングのメリット

  1. 取引先の承諾が不要なので、非常に早く資金化できる
  2. 取引先にファクタリングの利用を知られないため、資金難を疑われない
  3. 中小のファクタリング会社が多数参入しており、比較的審査に通りやすい

①取引先の承諾が不要なので、非常に早く資金化できる

ファクタリング会社と利用者の間でやりとりが完了するため、早いサービスなら申込みの当日中に資金調達もできてしまいます。

②取引先にファクタリングの利用を知られないため、資金難を疑われない

2社間ファクタリングなら、取引先に連絡がいくことはありません。

③中小のファクタリング会社が多数参入しており、比較的審査に通りやすい

中小のファクタリング会社の多くは2社間ファクタリングに対応しています。大手のファクタリング会社にくらべ、中小のファクタリング会社は審査の柔軟性が高い(審査通過率が高い)傾向にあります。

2社間ファクタリングのデメリット

事業主

2社間ファクタリングいいじゃないか!取引先に知られずにすむのは助かるよ

はい、でも次のようなデメリットもあるんです

  1. 3社間ファクタリングと比較して、手数料が非常に高額(5倍以上が相場)
  2. 大手のファクタリング会社が提供していない事が多いため、信用できる会社を探すのに手間がかかる
  3. 取引先にヒミツで利用することになるので、万が一情報が取引先に伝わると、信用失墜にもつながる

①3社間ファクタリングと比較して、手数料が非常に高額(5倍以上が相場)

3社間ファクタリングにくらべ、ファクタリング会社側のリスクが高いため、その分が手数料の高さに反映されがちです。

②大手のファクタリング会社が提供していない事が多いため、信用できる会社を探すのに手間がかかる

大手のファクタリング会社や銀行系のファクタリングサービスは3社間ファクタリングのみ対応していることが多く、2社間ファクタリングに対応しているのは中小のファクタリング会社がほとんどです。

そのため、どのファクタリング会社が信頼できるのか判断することが難しいといえます。

③取引先にヒミツで利用することになるので、万が一情報が取引先に伝わると、信用失墜にもつながる

万が一ファクタリングの利用が知られると、資金繰りの悪化を疑われる可能性がでてきます。

ただし通常、取引先にファクタリングの利用が知られることはありません。

事業主

うーーーん、手数料かぁ。ただでさえ資金繰りがキツイときに高い手数料まで取られちゃうとツライな・・

3社間ファクタリングの仕組み

もう一つの仕組みが「自社」「取引先」「ファクタリング会社」の3社間で手続きをおこなう「3社間ファクタリング」です。

3社間ファクタリング
3社間ファクタリングの仕組み

3社間ファクタリング利用の流れ

手順① 取引先にファクタリング利用の承諾を得る

ファクタリングを利用したいことを取引先に相談し、承諾を得ます。

手順② 売掛金をファクタリング会社に譲渡

インターネットや電話などでファクタリング会社に申し込みを行い、審査を受けます。

無事審査を通過すれば、正式な契約となり、売掛債権(請求書)をファクタリング会社に譲渡します。

手順③ 売掛金相当額をファクタリング会社から受け取る

契約が完了すると、ファクタリング会社から、手数料などを割り引いた売掛金の相当額が自社の指定口座に振り込まれます。

手順④ ファクタリング会社が売掛金を取引先から回収する

ファクタリング会社が、取引先から売掛金を回収します。

3社間ファクタリングのメリット

  1. 2社間ファクタリングに比べると手数料が安い
  2. 大手のファクタリング会社もサービスを提供しているので安心して利用できる
  3. 取引先にヒミツで契約しないので後でのトラブルがない
  4. 売掛金回収の手間が省ける

3社間ファクタリングのデメリット

  1. 取引先に承諾を得る必要があるので、資金化に時間がかかる
  2. 取引先に不安を与える可能性がある
  3. 審査は厳しめ

事業主

悩ましいね・・。

取引先にもお願いしないといけないのか。

大手や銀行系のファクタリングサービスでは、3社間ファクタリングのみ提供している場合が多いです。

ファクタリングと融資・出資

資金調達方法には、

  • 銀行融資
  • 日本政策金融公庫の融資(創業融資等)
  • 株式出資

などの方法があります。

これらの手法とファクタリングを比較したのが、以下の表です。

 ファクタリング銀行融資日本政策金融公庫
(創業融資)
株式発行
(株式会社に限る)
調達額低〜中
スピード
確実性
安全性
難度
コスト

銀行融資

事業の形態によらず、もっとも一般的な資金調達方法が銀行融資でしょう。

銀行との間で金銭消費貸借契約を締結して金銭を借り受ける資金調達方法です。

低金利で高額、長期間の借入ができることから、事業主にとってメリットが大きい反面、審査の厳しさや人的・物的担保の必要性が壁となります。

日本政策金融公庫の創業融資等

担保不要で低金利、高額の融資を得られることから人気の方法です。

創業時にはぜひ利用したい資金調達方法といえます。

しかし、事業主にとってのメリットが多い反面、詳細な事業計画書の作成などクリアすべき要件も多く、融資難度が高いのがネックです。

株式の発行(株式会社限定)

出資の対価として株式を割り当てる資金調達方法です。

大企業では低コストで大量の資金を集めることができる手法として広く活用されていますね。

しかし、日本のほどんどの会社では株式の譲渡に制限を設けており、中小企業の事業主にとっては利用しやすい方法とはいえません。

ファクタリング

上記3種の資金調達方法と比べて、ファクタリングは売掛金さえあれば、すぐに、確実に資金調達することができるというメリットがあります。

ファクタリングをうまく活用することができれば、新規の投資等にすばやく資金を投入することができ、事業のスピードアップをはかることができるでしょう。

一方で、コストは非常に高額になることがある点には注意が必要です。

コストパフォーマンスに優れ、信頼できるファクタリング会社を見つけることが、ファクタリングをうまく使う鍵といえます。

いつファクタリングを利用するのが効果的か?

スケジュール

では、他の資金調達方法ではなく、「ファクタリング」を使うタイミングはどういうときでしょうか?

次のような場合は、ファクタリングの利用を検討するとよいでしょう。

  1. 一時的な現金不足で、つなぎ融資が必要
  2. ファクタリング以外の資金調達手段が利用できない
  3. 不動産や保証人がないため、融資が受けられない
  4. 税金滞納があるため、融資が受けられない
  5. 金融機関への短期返済資金が不足しそう
  6. 新規事業の資金が不足している
  7. 急激な売上増減で資金ショートが発生
  8. 取引先の倒産・入金ズレがおこりそう

①一時的な現金不足で、つなぎ融資が必要

単純に現金が必要ならば、銀行融資を検討する経営者が多いでしょう。

しかし、融資にはデメリットもあります。

  • 間に合わない
  • 決算書の内容が悪くなる
  • 信用情報に影響する

特に、支払いに間に合わないというのは致命的です。

その点、ファクタリングならすぐに「つなぎ融資」が実現できます。

「ここを乗り切れば資金繰りの目処は立つ」という場合に、ファクタリングは有効です。

②ファクタリング以外の資金調達手段が利用できない

事業を継続していれば、ときには業績悪化で、融資を受けられない状況もでてくるものです。

そんなときこそファクタリングは有効です!

ファクタリングでは、売掛金の信頼性が重視されます

あなたの事業が苦しい状態でも、売掛金をきちんと回収できる目処があれば、資金調達は成功します。

③不動産や保証人がないため、融資が受けられない

融資では、担保となる不動産や保証人を設定する必要があります。

しかし、担保が用意できない場合は、この条件を満たせません。

事業開始まもない場合など、担保になるものなど無いことが普通です。

一方で、ファクタリングでは担保・保証人は要求されません。

もし要求されたら、そのファクタリング会社はいわゆるヤミ金等である可能性があります。

契約は、絶対に断るべきです。

④税金滞納があるため、融資が受けられない

銀行融資等では、かならず税金の納付状況をチェックされます。

もちろん、滞納があれば解消されるまで融資は受けられません。

一方で、ファクタリングは税金滞納中でも利用できます

⑤金融機関への短期返済資金が不足しそう

金融機関への返済が滞っていては、次の融資を受けられません。

ファクタリングならすぐに返済資金を準備できます。

⑥新規事業の資金が不足している

新規事業には、多くの資金が必要です。

銀行融資や日本政策金融公庫等の創業融資・補助金が最優先ですが、これらは調達までに時間がかかり、提出資料をつくる手間も無視できません。

ファクタリングを利用すれば、すぐに資金をつくり新規事業に投資できます。

⑦急激な売上増減で資金ショートが発生

資金が足りなくなるのは、売上が減ったときだけではありません。

急激な売上増のときにも必要資金がショートすることがあります。

ファクタリングなら、急激な売上増減による資金ショートにも対応できます。

⑧取引先の倒産・入金ズレがおこりそう

取引先が倒産すれば、売掛金は回収できなくなります。

心配なのは連鎖倒産です。

その点、ファクタリングは売掛金の回収が不可能になった場合でも返還義務がない(ノンリコース)契約が一般的なため、売掛金が未回収になるリスクを回避できます。

ファクタリングの法的解釈

ファクタリングの法的解釈

ファクタリングは違法?怪しい取引?

上述のように、ファクタリング業界の一部にはヤミ金等の悪質な会社が存在しています。

Googleの検索でも予測変換に「ファクタリング 違法」というキーワードがでてくるように、ファクタリングに対するイメージは決して明るいものばかりではありません。

しかし、本来のファクタリングは正当な取引であり、有益なツールなのです。

ファクタリングは「債権譲渡」または「売買契約」

もう一度、ファクタリングとはどういう取引か確認します。

ファクタリングのイメージ
ファクタリングのイメージ(再掲)

上図のように、ファクタリング会社が売掛債権を譲渡され、その対価として売掛金相当額を支払うのがファクタリングという金融取引です。

これは、法律的には「債権譲渡」、または売掛債権の「売買契約」にあたります(融資や貸付ではありません)。

譲渡も売買も日本において法的に認められたものであり、なんら違法性はないのです。

ファクタリングに対する悪いイメージの原因

ではなぜファクタリングに悪いイメージがあるのでしょうか?

これには以下のような背景があると考えられます。

  • 法律が整っていない
  • ファクタリング取引を装って、法定利息の何十倍もの金利を得る業者がいる
  • 「給料ファクタリング」という名称で個人の給与を対象にした取引が増加、多数の被害がでている

残念ながら、こういった問題は今後も無くなることはないでしょう。

ファクタリングを利用する際には、くれぐれも注意してください。

まとめ

以下の内容を解説しました。

  • ファクタリングとはどういうものか
  • ファクタリングのメリット・デメリット
  • 他の資金調達とファクタリングの比較
  • いつファクタリングを利用するのが効果的か
  • ファクタリングの法的解釈

どんな資金調達法にもメリットとデメリットがあります。

ファクタリングは最短で資金調達をできる反面、手数料が非常に高い資金調達手法です。

使い所に迷ったときは、この記事を再読して今ファクタリングを使うべきかどうかを検討してみてください。

ファクタリングとは?
  1. ファクタリング(factoring)」は、売掛金をファクタリング会社に売却し、現金化できるサービス
  2. ファクタリングで、サービス提供から入金までのタイムラグを少なくし、資金繰りを楽できる
  3. ファクタリングは手数料が高い傾向がある
  4. ファクタリングは、つなぎ資金の調達方法として有効

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